振袖は成人式以外いつ着ることができるの?
2024/03/30
カテゴリー振袖
着物は日本における 伝統的衣装ですが、昨今は着たことがないという人も少なくありません。
その理由を聞くと、そもそも着物を着る機会がないのだそうです。
着物は本来ならば、日本の民族衣装ですので、着る場所を 選ぶ必要はないはずなのですが、
街を往来するほとんどの人が洋装という現代では、着物は特別な時に着るものという感覚が
定着しているのかもしれません。
振袖を着る機会といえば 成人式ですが、さまざまな理由から 成人式に出ないから、振袖は諦める という声も聞かれます。
また、未婚者の着物のため、結婚したら着ることができないから、買うのはもったいないとおっしゃる方もおられます。
そんな声をきくと、残念でなりません。
振袖を着てみたいという思いがあるのでしたら、着る機会は成人式だけとは限りません。
成人式には出られないけれど、写真を残すという方も多くいます。
大学や専門学校などの卒業式に、袴を合わせて着るという方もいます。
周りのお友達やご兄弟、ご親戚の結婚式にも着られます。
職場関連のご用事で思いがけず着る機会が回ってくる場合もあります。
また、古典柄のとてもいい振袖を購入された場合、お嬢様ご自身の披露宴に「お色直しの衣装」として着ていただく事も可能です。
振袖をレンタルしてしまうと、その場限りになってしまいますが、購入すれば着る機会は たくさんあると思われます。
しかも振袖は 仕立て直しができますので、ご姉妹や将来生まれてくる子に引き継ぐこともできます。
振袖は高い買い物のように言われますが、どれだけ活用できるかによって、その印象は変わるはずです。
成人式以外にも、振袖はぜひ着て頂きたいと思います。
振袖についてのご相談は、名古屋の呉服屋「きものやまなか」までお寄せください。